2025年12月23日
ペルー共和国における埋立処分場改善に向けた研修の実施について
公益財団法人ふくおか環境財団では、JICA九州からの依頼を受け、同機構が実施する課題別研修「準好気性埋立(福岡方式※)処分場の設計・維持管理」のフォローアップとして、2025年11月6日~21日にかけてペルー共和国へ2名の職員を派遣しました。
本派遣では、過去に当該研修に参加した帰国研修員4名を対象に、研修で策定した自国の埋立処分場改善計画の実施状況についてヒアリングを行い、現在の進捗や課題を確認するとともに、今後の目標達成に向けた助言を行いました。

また、ペルー国内の最終処分場5か所を視察し、現地の状況に適した技術指導を行ったほか、現地関係者を対象としたセミナーを実施し、福岡方式による最終処分場の設計および維持管理に関する知見を提供しました。

今回のフォローアップを通じて、帰国研修員の皆様が研修で得た知識を活かし、自国での改善に向けて、積極的に取り組んでいる状況を確認することができました。今後も、最終処分場の適正な整備・維持管理に向けた取り組みが、現地において着実に進められることを期待しています。
当財団は今後も、持続可能な廃棄物管理に向けた国際協力を継続してまいります。

※福岡方式とは・・・福岡方式は、1970年代に福岡市と福岡大学が共同で開発した、廃棄物の最終処分場における埋立技術です。 「準好気性埋立構造」とも呼ばれ、現在、日本の最終処分場の標準的な構造として採用されているほか、低コストで高い環境改善効果が得られることから、開発途上国を中心に世界中へ普及が進んでいます。